論山花枝中央市場は、1971年に登録された市場です。論山市大橋洞に位置する論山花枝中央市場は、天候に左右されないアーケード型の大規模な市場で、現代的な利便施設が整っているため何不自由なく買い物をすることが出来ます。
また、駐車場のみならずショッピングカートも備えられているため、気楽にショッピングを楽しむことが出来、各種イベントやお祭りなどの誘致を通して地域興しの一助を担っています。
論山市西部に位置する江景邑は、江景港と江景塩辛で有名な町です。江景市場は、17世紀末頃に江景川周辺に形成され、19世紀末には大市場として大邱や平壌市場と共に「朝鮮3大市場」とされ、1平壌、2江景、3大邱と呼ばれる程の伝統と歴史のある市場です。
江景大興市場は、商業都市としての江景の歴史を継承する目的で1955年10月に造成され、当初はローカル市場としては初の五日市場でしたが、現在は常設市場として運営されており、毎月4日と9日には五日市も開かれています。
錬武安心市場は、1945年に形成された市場で、論山市錬武邑に位置しています。錬武安心市場は、陸軍訓練所の面会客向けの市場づくりが進められており、現在は毎月5、10、15、20、25、30日に市場周辺に市が立ちます。
1911年に形成された商店街風の小規模市場で、毎月5日、10日に市が立ちます。1950年~1960年代までは、連山面だけでなく他地域からも買い物客が足を運ぶほど栄えていましたが、1980年代以降の農村地域の過疎化と共に徐々にその規模も縮小していきました。
江景伝統の味、江景名物「塩辛」を販売する市場で、地域経済の活性化を目的に、1990年代から復元・運営され始めました。塩辛祭りが開催される10月までは多くの買い物客で賑わい、特にキムジャン(キムチ漬け)の時期は繁忙期を迎えます。
論山市陽村面にある小規模常設市場で、1950年から五日市場として運営されています。規模が小さく店舗のない市場ですが、地域住民の日常的な買い物の場として、地方ならではの人情が感じられる市場です。
様々な商品が取引される総合市場として、周辺交通の利便性が向上したこともあり、徐々にその規模が拡大しつつある伝統ローカル市場です。
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